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2025年10月16日

【ニュースリリース】<調査レポート>定期的な振り返りを行う人は、成長実感・仕事への意欲・組織への愛着が約2倍に


ビジネスパーソンへの調査から、人事・育成担当者が活用できる3つの示唆を無料で公開


株式会社コードタクト(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:後藤正樹)は、ビジネスパーソンの「学び」と「振り返り」に関する実態調査を実施し、チームタクト公式サイトより、調査レポートを公開しました。

本レポートでは、ビジネスパーソンの成長を後押しする学びの特徴を明らかにするとともに、成長実感や仕事への意欲など、エンゲージメントへの影響を分析。また、個人の成長を妨げる要因や、学びとキャリア当事者意識との関連についても掘り下げ、組織の人材育成に役立つ3つの重要な示唆を導いています。

調査レポートのダウンロードはこちら(無料)>

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調査サマリー

  • 定期的な振り返りを行う人は、成長実感・仕事への意欲・組織への愛着が約2倍に
  • 組織の学び合いの機会の有無で、成長を実感する割合に1.7倍の差
  • 積極的に学びを共有する場合と共有しない場合では、成長を実感する割合に2倍以上の差


調査背景・目的

組織の人材戦略においては、従業員が自ら学び成長する「自律型人材」の育成がこれまで以上に強く求められています。そこで本調査では、自律を促す経験学習サイクル(※)の重要な要素である「振り返り」や「学び」が、従業員や組織にどのように影響を与えているかを明らかにし、今後の人材育成施策に生かすための示唆を得ることを目的としました。

※経験学習サイクル
経験>内省>教訓>実践のサイクルを繰り返すことで、学びを深め成長につなげる学習理論


調査概要

調査名 :ビジネスパーソンの学び・振り返りの実施状況に関するアンケート
調査期間 :2025年5月2日~5月16日
調査機関 :自社調査
調査対象 :全国のビジネスパーソン(有効回答数:322)
調査方法 :Webアンケート


主な調査結果

1.成長実感のカギは「振り返り」の習慣

成長実感がある層が実践している行動と、成長実感がない層が実践していない行動の上位には、共通項として「振り返り」の習慣が見られます。

「成長実感がない」という課題の根底には、「振り返りの不足」があると考えられます。



2.振り返りの有無が、エンゲージメントに約2倍の差

振り返りを実践する層は、実践しない層よりも、「成長実感」「仕事への意欲」「組織への愛着」すべての項目が高い傾向にあり、その差は約2倍に上ることが分かりました。

振り返りの実践が、仕事や組織にポジティブな影響をもたらすことが考えられます。

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3.振り返りを阻む壁は、組織の仕組み

所属する組織に振り返りの仕組みがある場合、振り返りを実践する層は90.3%に上りました。一方で、定期的な振り返りを行っていない層は、「機会がない(40.0%)」「時間の確保が難しい(29.6%)」を上位理由として、振り返りを行えていません。

振り返りの実践は個人の意欲、組織的な環境要因にも大きく依存していることを示唆しています。



4.学び合いと共有の機会が成長実感に関連

組織に学び合いの機会がある場合、成長を実感している層は92.4%に上りました。一方で、組織に学び合いの機会がない場合は55.0%にとどまり、その差は約1.7倍となりました。

さらに義務的ではなく、学びを積極的に周囲に共有する層の方が、成長実感が高まる傾向も見られました。積極的に共有する層の成長を実感する割合が96.6%に対し、共有しない層が45.6%と半数以下となる結果となりました。



調査レポートダウンロード

チームタクト公式サイトでは、より詳細な調査データと分析結果を公開し、組織の人材育成戦略に役立つ3つの重要な示唆を提示しています。 従業員の成長実感や組織へのエンゲージメント向上、自律型人材の育成を目指す人事・育成担当者の皆様は、ぜひご活用ください。

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