株式会社コードタクト(本社:東京都渋谷区、代表取締役:後藤 正樹、以下「当社」)は、2024年11月1日(金)にNPO法人eboardが実施する「企業スポンサープログラム」においてゴールドスポンサー契約を締結しました。
当社とNPO法人eboardは、教育におけるICT活用の可能性を信じ、2014年の総務省による「先導的教育システム実証事業」での連携をはじめ、子供たち一人ひとりがより良い学びを実現できる未来を見据え、互いの専門性を活かしながら、長年にわたり数々のプロジェクトで手を取り合ってきました。
eboardが掲げる「学びをあきらめない社会の実現」というミッションに深く共感し、その活動をさらに支えるべく、この度eboard「公式スポンサープログラム」におけるゴールドスポンサーになりました。今後もGIGAスクール構想の推進をはじめ、ICT活用により誰もが自分の学びを享受できる社会の実現に向けて、共に歩みを進めていきます。
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「学びをあきらめない」:学習機会の保障を目指すeboardの活動
NPO法人eboardは、「学びをあきらめない社会」をミッションに、インターネットを通じて、経済的理由、不登校、障害などの事情を抱える子どもたちの学習機会の保障を目指して活動しています。
団体が開発・運営するICT教材eboardは、約2,000本の動画教材と約10,000問のデジタルドリルで構成され、公立学校・非営利活動、ご家庭での利用(個人)には無料で提供。全国の公立学校や学習支援団体、フリースクール、地方の公営塾など11,000カ所以上の教育現場で導入され、毎月20〜30万人に利用されています。
eboardでは、動画教材としては国内で唯一、字幕による機会保障を行うなど、障害や言語などによる困りから、学びをあきらめてしまうことのないよう、学びやすさを実現するための機能開発に取り組んでいます。
2025年度より自由進度学習など個別最適な学びを実現するための新たな実証をスタート
公式スポンサープログラムに加えて、2025年度より、eboardの動画教材とスクールタクトの連動による新たな実証もスタートします。スクールタクトで作成された単元に連動してeboardの動画教材が表示され、児童生徒が自分で選んで視聴できます。これにより、一斉指導や個別学習はもちろんのこと、自由進度学習などの個別最適な学びの実践において、動画教材を活用し、児童生徒のつまずきの解消を目指します。
eboardは、現在自治体の教育支援センター、校内支援センター、メタバース空間など、多くの自治体で不登校支援に幅広く利用されています。eboardだけでは難しい、先生や支援者と児童生徒とのやりとりを、双方向性のあるスクールタクトでつなぐことで、メタバースや自宅で学ぶ児童生徒にも、より充実したサポートを届けることができます。
代表コメント
株式会社コードタクト 代表取締役 CEO 後藤正樹
私がeboardと初めて出会ったのは、コードタクトを起業する前の2014年、eboardが受賞された日本e-Learning大賞の授賞式でした。動画とドリルをNPO法人として公立学校に無償提供していることは、株式会社化を目指していた私にとって大きな衝撃となりました。
その志やビジョンに共感し、これまで個人でマンスリーサポーターとしての寄付を続けてきました。このたび、コードタクトとして公式スポンサーとなれたことを、大変嬉しく思います。
NPO法人eboard 中村孝一
創業期から現在に至るまで、コードタクトの皆さんのご支援・ご協力なしには、今のeboardはありませんでした。今回また「公式スポンサー」としてeboardを応援いただけること、本当にありがとうございます。少しでも恩返しができるよう、一層の連携を進め、子どもたちによりよい学びを届けることができればと思います。