2021年9月2日
株式会社コードタクト
子どもの健康と安全を守りながら学びの継続にチャレンジする先生のために
ICT活用支援コンテンツの公開とオンラインイベント実施のお知らせ
株式会社コードタクト(本社:東京都渋谷区、代表取締役:後藤 正樹、以下「当社」)は、分散授業・ハイブリッド授業・オンライン授業のノウハウを公開し、オンラインイベントを実施することで、新型コロナウイルス第5波にあっても学びを継続する学校現場を支援します
背景
新型コロナウイルスが依然として猛威をふるう中、8月末から順次、全国の小中学校・高等学校で2学期が始まりつつあります。8月27日(金)、文部科学省は感染症対策として、「学校で児童生徒等や教職員の新型コロナウイルスの感染が確認された場合の対応ガイドライン(第1版)」※1と「やむを得ず学校に登校できない児童生徒等へのICTを活用した学習指導等について」を通知しました。※2
全国の学校では、これらの通知に基づき、子供の健康と安全を守りながら学びを継続することが求められています。
概要
当社は、「個の力をみんなで高め合う『学びの場』を創る」ことをビジョンとし、学校での学びをより多様で協働的なものにするための授業支援クラウド「スクールタクト」を提供しています。また、ICTの効果を最大限に発揮するための利活用促進にも力を入れており、昨年からは新型コロナウイルス感染症への対策として、オンライン授業などのノウハウも蓄積してきました。
本日、当社のノウハウを幅広く一般に公開するために「第5波対応:学校の学びを止めないために」(https://schooltakt.com/practice/34626)を公開するとともに、オンライン授業などの経験を持つ先生をお招きして、事例共有と相談を行うオンラインイ ベントを実施します。
オンラインイベント実施について
コロナウイルス感染症への対策として、ICTを活用した授業の経験を持つ小中学校の先生をお招きし、「分散授業・ハイブリッド授業・オンライン授業 事例共有・相談会」(https://schooltakt.com/event/)というタイトルで9月2日(木)より計6回、オンラインイベントを実施します。
開催日時と登壇予定の先生は、以下のとおりです 。
1. 9月2日(木)20:00-21:00 HILLOCK初等部 五木田洋平先生
2. 9月3日(金)20:00-21:00 新宮東中学校 折居邦成校長
3. 9月4日(土)17:00-18:00 成城学園初等学校 秋山貴俊先生
4. 9月5日(日)17:00-18:00 新宮東中学校 折居邦成校長
5. 9月6日(月)17:00-18:00 HILLOCK初等部 五木田洋平先生
6. 9月9日(木)17:00-18:00 成城学園初等学校 秋山貴俊先生
ICT活用支援コンテンツについて
本日公開する「第5波対応:学校の学びを止めないために」(https://schooltakt.com/practice/34626)には、円滑に授業の分散化・ハイブリッド化・オンライン化を行うための支援コンテンツとして「すぐできるオンライン授業」導入編・実践編のPDF資料と、その解説動画をアップしています。
●「すぐできるオンライン授業 導入編」
オンライン授業を始めるための基礎的なガイドから、端末持ち帰りやルール作りのノウハウ、一日の流れの提案などをまとめています。
●「すぐできるオンライン授業 実践編」
分散授業・ハイブリッド授業・オンライン授業のそれぞれの場面に応じて、スクールタクトの活用ノウハウや、より効率的に授業展開するためのヒントなどをまとめています。
今後も、ご家庭でオンライン授業用の端末を活用するノウハウや、学校・先生からのフィードバックにもとづくお役立ち情報などの支援コンテンツを公開していく予定です。
本活動の想いと今後
だれにとっても学校という場、そこで過ごす時間は、めぐりあわせた様々な人々と共有されています。スクールタクトは、この大切な時間をより自分らしく、ワクワクしながらまわりの仲間とともに高めあうものにするためのツールであり、その真の価値は、先生と子供たちの間にこそ存在していると考えています。いうなればスクールタクトは、より楽しく豊かな「学校の時間」をもたらすサービスです。
2021年の2学期を迎え、その「学校の時間」が危機に瀕しています。できるだけ休校を避けつつ、健康と安全を守りながら学校の学びを継続させることは、さまざまなバランスを探りながらのこれまでにないチャレンジで、多くの学校、先生にとって不安な気持ちに満ちたものだろうと感じています。
私たち スクールタクトは、学校での学びを支援するサービスとして、いま、ひとつでも多くの教室・学校での学びの継続に貢献したい。不安な中でのチャレンジを、少しでも実りあるものにするために、先生たちに寄りそいたい。その想いから、これらの支援コンテンツ公開とオンラインイベント実施に至りました。
スクールタクトは今後も、これまでにない状況への対応に迫られる現場の先生の助けとなるコンテンツ発信やオンラインイベント実施を通じ、より楽しく豊かな「学校の時間」をもたらすための支援を継続していきます。
※1 学校で児童生徒等や教職員の新型コロナウイルスの感染が確認された場合の対応ガイドラインの送付について
https://www.mext.go.jp/content/20210827-mxt_kouhou02-000004520-1.pdf
※2 やむを得ず学校に登校できない児童生徒等へのICTを活用した学習指導等について
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/mext_99901.html
以下は参考情報です。
「スクールタクト」ユーザーの声
新型コロナウイルス感染症への対策として、休校時に「 スクールタクト」を活用した事例から、コメントを紹介します。
■公立小学校教諭
スクールタクトを活用することで、休業期間中にも普段と同じように自主学習を友達同士で見合ってコメントをしあったり、お互いの学習の様子や家での過ごし方を報告しあったりできることによって勇気づけられたりモチベーション維持にもつながったり している様子でした。子どもたちの温かい相互コメントがとてもよく感じられます。
また毎日ログインしてくれているので、ちょっとした事務連絡にも使えて便利です。
https://schooltakt.com/practice/30391/
■私立高校教諭
(スクールタクト等を活用したオンライン授業の流れは)YouTubeの動画アップ以外は今まで通りの授業と同じ形です。遠隔で行うことで普段通りのことができるのはありがたいです。
寧ろ、今までは授業の中で予習した内容をスクールタクトに記入させ、相互評価してもらっていましたが、予習として家庭で前もってやればいいですね。当たり前の発見がありました。
https://schooltakt.com/practice/30369