2021年07月07日

【ニュースリリース】振り返りの質向上で、成績アップの可能性

2021年7月7日
株式会社コードタクト

振り返りの質向上で、成績アップの可能性
~市川学園市川高等学校との共同実証研究結果報告~

株式会社コードタクト(本社:東京都渋谷区、代表取締役:後藤 正樹)の社内チームである教育総研は、振り返り(リフレクション)やグループリフレクションが児童生徒に与える影響を明らかにするため、授業での振り返りテキストを当社独自のAIで分析・振り返りの質を判定し、授業設計や生徒支援に活かす実証研究を、市川学園市川高等学校と合同で行いました。
このたび、実証研究の結果がまとまりましたので、ご報告いたします。

実証内容・結果の詳細:https://schooltakt.com/blog/33322/

実証結果概要

  • 生徒の振り返りの質の向上が見られた。
  • 振り返りがよく書けるようになった生徒は、学期末試験の点数が向上している傾向にあった。

市川学園市川高等学校の先生の声

  • 実証研究を通して、改めて振り返りの重要性や可能性を実感した
  • 物理では『問い立て』が重要であり、他生徒の振り返りを見ることで『問い立て』ができるようになった生徒が増えたことは大きな意義があった

実証の概要

  • 目的:振り返りやグループリフレクションが児童生徒に与える影響を明らかにする
  • 期間:2021年1〜3月
  • 方法:飯高匡展(いいだかまさのぶ)先生からのデータ提供・実践協力のもと
  • 振り返りの質についてのAI分析と、生徒へのフィードバック
  • 学習についての考え方や動機づけを問うアンケート
  • 対象:市川学園市川高等学校1年生(物理)

今後の展望

コードタクトでは、学習者が自ら主体的・協働的に学ぶために、学習内容および学習活動の振り返りを行うことで、次の学習の見通しを立てることが重要であると考えています。また、振り返りを学習者同士で共有するグループリフレクションが、個人および集団の学びに向かう力をより高めうると考え、教育工学や教育心理学を研究するメンバーによる教育総研チームにて、その効果的な実施や、当社のサービスである授業支援クラウド「スクールタクト」への実装について検討しています。

今後は振り返りテキストAI分析の精度を上げるとともに、これらの機能を用いてどのような学習支援や評価への反映ができるか等、さらなる活用の可能性を探っていきます。

市川学園市川高等学校について

英国パブリックスクールの教育を手本とし1937年に創立した千葉県市川市に位置する進学校。教育方針は生徒の個性を尊重する「独自無双の人間観」、生徒の持ち味を見極め引き伸ばす「よく見れば精神」、自主自立の精神で生涯学びを進める「第三教育」の3本柱。「学力」「教養力」「人間力」「科学力」「国際力」の5つの力を伸長する「リベラルアーツ教育」を実践。2003年に男子校から共学化。

URL:http://www.ichigaku.ac.jp/